世界の中心で愛をさけぶのロケ地へ■


香川県の庵治というところは
映画版「世界の中心で愛をさけぶ」のロケ地だそうです。
連れて行ってもらったのはいいけれど、
あたしはその映画を見ていないし、
しかも映画だけじゃなくって本も読んでない、ドラマ版も見てない。
ストーリーすら知らない‥。
なんとも連れてき甲斐のない女です。。。。
それにも係わらず姫と恋人は一生懸命に説明してくれます。
「ここで朔ちゃんが亜紀ちゃんのお父さんに殴られる」
「殴られる??」
「お父さんに黙って旅行行って
 そこで亜紀ちゃん倒れたから殴られた」
「へぇー」


「ここに船が着くんや」
「船??」
「友達の船」
「へぇー」


「ここの堤防を朔ちゃんが走る」
「それであの辺転ぶんやな」
「転ぶ??」
「だーっと走ってって転ぶ」
「へぇー」


彼「あそこ、上にブランコ見えるやろ」
私「うん。見える。」
姫「えー。どこどこ??」
私「見るな見るな。」
「あれ、朔ちゃんと亜紀ちゃんがこぐシーンがあるんや」
「へぇー」


「あー。この道!
 朔ちゃんと亜紀ちゃんが2人乗りして走る。ここ。ここ」
「へぇー」
「映画見てたらすぐ”あー!”てなるんやけどな」
「‥見てないからね。」


「ここで朔ちゃん、釣竿に引っ掛けられる」
「釣竿??」
「見たら分かるわ」


「この神社の階段に腰掛けてた」
「ああ、腰掛けとったな」
「へぇー。*1


「ここに写真館があった。おじいの写真館」
「映画のために建てられたみたい。ここ、ここ。この角」
「へぇー」


「あ、この家でお葬式のシーンがあった」
「葬式??」
「先生の葬式」
「へぇー」


とか。そんな感じで
2人は車を走らせながら一生懸命教えてくれました。
こうやって思い出しながら書き起こしてみると
まだまだ他にもいっぱい覚えてる、2人が教えてくれたこと。
あたしはほぼ、「へぇー」しか言ってなくって、
何か申し訳ないわー。でも楽しかったよ。


こんなことなら香川に来る前に予習してきてもらったらよかったね
という話になり、
そうだなぁこんなことならあたしも事前に映画を見てきたのになぁ
そうしたらもっと楽しめたし、2人にこんなにも
説明してもらわなくてもよかったのになぁって残念に思う。
京都に戻ったらすぐ見てみる。
復習するわ、それでまた、庵治に連れてきてね
という話をしてたら
「ていうか、今から家に帰って見ようか??」ということになり
DVDを借りて帰宅。

*1:へぇー。このカップルは2人とも「腰掛ける」って言うんだなぁ。「座ってた」とか言わないんだなぁ。「腰掛ける」って久々に聞いたなぁ。と、思ってた、この時。