朝、労働所に向かう前に喫茶店へ行った。
7時半から約1時間。紅茶を飲みながらのんびり。
それぞれの「朝」を観察。
あたしが好んで行く「カフェ」も今日行った「喫茶店」も
同じ珈琲処なのだけど全く別のように感じる。


1人で入ってきたおじいさんにマスターが
「あれ?今日はめずらしいな、1人やんか」と声をかけ。
ドカっと入ってきて「ホット!」と言い放ったおじさんには
「久し振りやん。滅多にけぇへんな」と声をかける。
「ああ。月に1回来んねん。月命日や。
 マスターの月命日だけ来るねんで」と答えるおじさんに、
マスターの奥さんがすかさず
「死んでへん!ぴんぴんしてるわ。マスターはしぶといで。
 あんたの方が先 死ぬわ。」と口をはさむ。
朝刊片手に1人珈琲をすするヒトもいれば、
「昨日あんた見たで」とカウンターの女性に声をかける人も。
それぞれの朝。にぎやかな。



「突然ひょこっと来るんやな。
 おもしろい子や。」
と、マスターが言っていたらしい。あたしのこと。
おもしろいかな???
あたしにとってはこの喫茶店の朝の風景の方がよっぽど面白かったけど。


まぁまたひょこっと行こうかな。