わざわざ報告することでもないんだけどね。

朝目が覚めた瞬間、脚に痛みとだるさを感じた。
筋肉痛だ。
太ももが特に痛くて「あててててて。。。あたし何かしたっけ??」
って考えてみたら、
そうだ、あたしは昨日四条大宮から労働所まで歩いたんだった!
あいててて、これ、井上さんに報告せな…、
あ、おらんのんだった、井上さん。



ああ、そうだ、昨日で退社したんだった、あ、そうだ。
花束まで渡して、さようなら言って日記にまで書いたのに
朝起きたら忘れてた。
それだけ自分の中で井上さんという人が日常だったんだなぁと思った。
このまま日々が過ぎ去っていったら
井上さんがいない日々の方が日常になってゆくのだなぁ。
それはそれで当たり前で、
それはそれで、悲しい。



あたしにとって当たり前のことが当たり前じゃなくなること*1
何よりも悲しい。
それ以上に悲しいことが思い浮かばないくらい。
生きてたら、
頻繁にあることなんだけど。

*1:いつも当たり前の様に横にいた人が去っていくこととか、いつも当たり前の様に集まっていた仲間たちとバラバラに歩みだすこととか、今日まで当たり前に生きてた人がいなくなってその人がいない日々が始まっていくこととか。いつも当たり前のようにそこにあったものがなくなってしまうこととか。そのもの自体がどうなった、こうなった、っていうことよりもそのもの、ことがあたしの目の前から消えたっていうこと、「ある」ものが「なくなる」ということがあたしにとって何よりも悲しい。