ブラインド・ドローイング。
というのを、おそらく本格的にやったのは初めて。目を覆って、絵を描く。
曲が10曲ながれてくるので、1曲につき1枚描いていく。その、音に乗って。
ぺんの色も、紙に今、どんな絵が描かれてるのかも分からないまま、
その音楽で感じるままに手を動かす、10曲分。


小さい頃 台所のカベの1枚がホワイトボードになっていて、
そこにペンで絵を描くのがすごくすきだった。
大きく描けるし、さっと消せるし、ごはんが出来るまでの時間とか食べ終わってからとか
とにかく何でも描いていた気がする。
目をつぶって、どちらがうまくケロッピを描けるかっていう競争を姉とよくやった。
目をあけていればケロッピなんて簡単だったけど、
つぶってたらなかなかうまくかけなくて、目をつぶったまま必死で
何回も何回もケロッピを描いたなぁ!
そんなことが楽しかった。


何かアイディアに困ったらブラインド・ドローイングするといいですよ、
と先生は言っていた。
自分でも思いがけない色の組み合わせや、線を発見出来るから、と。