香川3日目・最終日

昨日とはうってかわって今日は気持ちのいい快晴。
姫のお父さんが瀬戸大橋公園や記念館、
東山魁夷せとうち美術館、ガラス館などに連れてってくれました。
心地いい風が吹く中、海と島々を見る。
小さな小さな島が浮かぶ海、そしてその島々をつなぐようにして
長くのびている瀬戸大橋。
橋の向こう、遠くに見えるのは、岡山県
海をまたいで向こうに岡山が見えるなんて、不思議。
その岡山のもっと向こうにある鳥取県で、
あたしは育ったのですよ。
陸続きでつながってる岡山をこうやって、香川から見る。
四国って、何だか不思議。




せとうち美術館では川端康成が愛した美術品の展示を楽しむ。
本の装丁や題字も作品の一部ということで
川端康成は本の「美」の部分にもずいぶんとこだわっていたようです。
それを知ってとても嬉しかった。
そのこと自体も、そしてそのことを自分が知ることができたということも。
今日は川端康成がガス自殺をした日だったようです。
彼が死を遂げた日と同じ数字並びの日に、こうやって彼が愛した作品を見たというのは
なんとも不思議な感覚です。