youmor2005-12-20

今日であたしの世界で1番大切な空間cafe aobabaが
通常営業を終えるので
労働時間を短縮させて夕方aobabaへ向かった。
平日の夕方と言うといつもなら人は少なくって静かなものなのに
今日はひっきりなしにお客さんがやってきて忙しそうだった。
閉店の日なんだから混んでるっていうのは頭では分かるけど
未だに閉店の実感がなくって不思議に思えてしまう。
何でぇ、みんなこんなに来てんだ??って。
ただ単に今年の営業を終えて冬休みに入るっていう様な感覚だ。
店主のお姉ちゃんもそう言っていた。
料理隊長も、実感がなさそうな感じだった。


お会計の時に「閉店、残念です」みたいに声をかけてるお客さんが
何組かいた様に思う。
店主の友人知人たちから贈られた花がいっぱいあった。
あー。そうかそうか。花か。
あたしは、今更店主2人に渡すものも無い。
花だって言葉だっていくらでも用意できるけど
今のあたしには何も渡すものは無い。
閉店の実感もないし、2人に何か気持ちを表そう、とも思わなかった。
「閉店らしいけど、実感ないんだよね」っていう言葉を
ぶっきらぼうに言うくらいが、今のあたしのできる行動だ。
ありがとうとかおつかれさま、とか。何なのさ、と。
来年くらいになったら、
やっと実感できてaobabaと、2人への気持ちが表現できるようになるんじゃないかな。。



店を閉めた後、店主姉妹とお姉ちゃんの恋人と4人で
「お客さんみたいに」ごはんを食べた。
ソファ席に座って、みんなでカレー。
ここは2人の作り出した空間なのに2人が席に座ってると変な感じ。
でも。よく似合ってる。



あたしはここが、すきなんだよ