神戸市北区・有馬へ

急に時間ができたので*1有馬温泉で有名な有馬へ行く事になった。
今まで有馬に行きたいと思った事もなく、
しかも有馬が一体どこにあるのかも知らなかったあたしですが
行くと決まれば本を片手にウキウキしてしまった。*2

歩いていたら汗ばむくらいの秋晴れのいい天気な日で
あちこち歩き回りたい有馬には最適のお天気。
いったん梅田に集合してから有馬へは約１時間半。
そんなちょっぴり長い電車乗車時間もおしゃべりしたり景色を見てたらあっという間。

急に行くことになったのであまり情報収集ができてなかったのものの
有馬は観光する場所や温泉の宿、お土産物屋さんが大体かたまっていたので
随分と回りやすかった。
あたしは全国津々浦々まわったことがないので
他にもっと似たところがあるのかも知れないけど
町の雰囲気としては鎌倉や奈良町に似てるかもなぁという印象。
細い道なんかを見つけるとつい歩いて行ってみたくなる！
古い民家と細い道。
ちょこちょこと並ぶすてきなお店。
町を囲む緑のキレイな山々。
こういう町はだいすきです。

すごくお腹が減っていたので有馬に着いて、
すぐに雰囲気のかわいい洋食やさんへ。
何となく入ったお店だったけど、そこがすっごくおいしいお料理を出してくれて
幸先いい感じでした、ありがとうございます。

炭酸水煎餅を作ってる店をのぞきこんだり、
人形筆*3を見てニヤけたり、お寺をうろついたり
のんびりほのぼのと過ごせる町。

「ロープウェイ」*4を発見したので乗ってみる事に。
ロープウェイに乗ると六甲山頂まで約12分。
山の緑がすごくキレイで空の色もキレイ、本当に天候に恵まれてよかった。
秋になってこの山の木々の葉が黄色やオレンジになったらそれもまた
絶景だろうなぁなんて考えてしまう。
あたしは山の子なのでこの木々の持つ自然な緑色は本当にすき。
山育ちなせいで山嫌いでもあるけど*5、でもやっぱり緑に囲まれて
生活していたいなぁと思い、有馬に住む人々を羨ましく思う。

六甲山頂に着いてすぐにその気温の違いに驚く。
カラっと晴れてるのに風邪がすごく涼しい。
あたし達が山頂に着いたのはもう夕方だったからあまり遊ぶ時間はなかったけど
小さく見える神戸の街を山頂から眺めたり、リフトに乗ってみたり、
十分おもしろかった。
有料だけど釣りができたりアスレチックの広場があったりして
１日、目一杯遊べそうなとこだったので、
ロープウェイの運賃は高かったものの、また来たいなぁと思えた。

有馬の町に戻ったらおやつ休憩をしたり、足湯に入ったり。
飲食店は閉まるのが17時とか18時で、早い！
食べたかったおだんごを食べれなかったのですごぉく残念。。。

今夜は温泉旅館に泊まるんだろうなぁという家族づれなんかを横目に
芦屋の町を去りました。

そうそうちゃっかりお土産に炭酸水煎餅を購入。
お菓子の缶ってかわいいんだけど使い道がないから缶入りでないものを購入。
でも、
炭酸煎餅の缶ってどれもこれも古い感じのパッケージですごくすてき。
きっと、ずっと変わらない柄なんだろうな。
ああ、やっぱり欲しかったなぁ、なんて思ってしまう。

また、有馬に行くよ、きっと！
次はすてきな旅館に泊まりたいなぁ。

*1:大切な人のおばぁさんが亡くなりました。それで結果的にあたしに時間ができたんだけど、そんな時に電車遠足に出かけるなんて不謹慎だわとも思いつつ、でも家でじっとしてるのもおかしいので外出する事にしました。

*2:見てた本・雑誌はHANAKO west cafe 2004。それの「お散歩マップ」。コロボックルさんの絵がかわいい小冊子。コレを見てたら載ってるお店ぜえんぶ行きたくなるよ。コレ↓

*3:筆の上の部分に小さな人形が付いてて書く時に飛び出して、筆を置くと引っ込むという愛嬌のあるすてきな筆。筆の柄もかわいくってついつい見てしまう。滅多に使わない「筆」。でもお気に入りの子を見つけて買ってみてこれでお手紙を書いたりしてみるのもいいなぁと思う。

*4:ロープウェイ乗り場は山の上にあります。乗り場に向かう途中に乗り場までの看板があり「近道」とそうでない道と二手に分かれています。近道の方は近いだけあってすごく急な登り坂になってます。体力に自信のない方は近道をしない方が無難です。あたしはすごく体力がないので近道でない道でもしんどかった。暑かったし。帰りは「近道」で帰った方が早くっていいですよ。急な下り坂なので気を付けてください。

*5:とにかく虫が多いのが嫌。部屋の中にいるっていうのにはいつまでたっても慣れない。